これからの能登復興支援

2024年2月5日(月)兵庫県を出発し当日夕方 金沢市到着
翌6日(火) 朝5時輪島市へ向け出発し3か所の福祉施設にて物資を届けて参りました。

事前にはお聞きしていたもののやはり、道中の道はとても起伏が激しくひどい状況でした。
しかし、すでにその悪い道を通り重機運搬用のトレーラーも通行可能になってきており徐々にではありますが、車両通行は可能になってきています。
まだまだ、がけ崩れなど交互通行の場所も点在し、夜間の通行は危険だと思いますのでご注意くださいませ。

支援物資の状況ですが、必要な場所に必要な量が行き渡っていないようにも感じました。
当初、水が必要だとのことで一気に届いたようで十分にあるとお聞きしていたのですが、現地に入って施設の方にお聞きすると全然足りていないとおっしゃる施設もありました。
水に関しては、まだまだ水道の復旧が先になりそうなので継続的に必要だと感じました。
また、輪島の大きな物資受け渡し場所が伺った当日、物資の支給を中止しており、物資がまだまだ足りてないような気がしました。

多くの被災された方々は、2次避難先に行かれているようで、街にはもちろん活気もなく倒壊した家々がそのままの状態で残されていました。
また土砂崩れの現場には、消防隊の方たちが懸命の救助活動をされておりました。

今後の復興に向けて感じたことは、主要産業である漁業が深刻です。輪島エリアの漁港が土地が隆起したために使用できない状態で早急な対策が必要であると感じました。

また、観光産業は当初被災地に行かないでとの報道などもあった影響で観光客のキャンセルなども相次ぎ、震災の影響の少ない金沢など周りの観光地が厳しい状況に立たされております。
ぜひ皆様も能登エリアに足を運んでいただき、能登の復興にお力をお貸しください。

また、現地へ行かずとも現地の支援は可能です。現地の産品をスーパーで購入したり、お取り寄せグルメを楽しんだりとできることは、多種多彩です。

私は、昨年訪れた輪島で購入させていただきました商品をリピートさせていただきました。
また、現地の方へ是非周りの方々で詰め合わせセット的な商品を作ってくさいとお願いしました。
できれば、その商品をSNSなどを通じて宣伝できればと思っております。
その際には、皆様ご協力お願いいたします。

2024年2月16日(金)神戸新聞社様 朝刊

以下 2024年2月6日 現地の様子です